温故知新で食べてみた

戦前、主に昭和初期の料理本や婦人誌に掲載されたレシピを、
実際に作って食べて昔の日本をプチ体験。
冷たいコーヒー 二種
動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039


324
この二種のコーヒーは
以前monoマガジンの取材で作ったものです。
その時はこちらに感想を載せなかったので、
改めて作ってみました。

まず右にあるのがコーヒー・ネクター。
コーヒーに牛乳、粉砂糖、クリームを加えて冷やしたのち、
氷とソーダ水を注いだもの。

左はコーヒー・ポンチ。
コーヒーに砂糖もしくはコーヒー・シロップ(今回はシロップ使用)、
炭酸水、レモン汁、氷を加え、
「氷が半分くらゐ溶けた」ところをいただきます。


で、飲んでみた。


まずはコーヒー・ネクター。
これは面白い味ですね。
コーヒー牛乳の炭酸割りといったところでしょうか。
クリームが入っているのでコクがあります。

ただ、普段、牛乳を炭酸で割って飲む機会がないので、
この、牛乳でありながら、クリームのコクがありながら、
なんともいえないさっぱりすっきりな口当たりというのが
少々戸惑いますね。
ここは好き嫌いが分かれるところかな。

この飲み物は「六月の飲物」として紹介されています。
確かにこのミルク感は真夏というより、
ちょっと暑さを感じるようになってきたかな、ぐらいの時期か、
もしくは秋口の方が合っているように思います。

次にコーヒー・ポンチ。
こちらも面白い味です。
炭酸で割った苦味のあるコーヒーに
レモンの後味がマッチしていて爽やかです。
以前ジンジャーエールでコーヒーを割るという
アイスコーヒー・ウイズ・ジンジャヱール」を紹介しましたが、
そちらより飲み易いんじゃないかな。
氷が溶けてからいただくので炭酸があまりきつくなく、
それが飲み易さにつながっているように思います。
こちらは「夏の飲物」として紹介されていますが、
この爽やか感はまさしく今が飲み頃といったところですね。

このポンチ、monoマガジンで作ったときは
砂糖を使用したのですが、
その時は砂糖が溶けきらずに下に溜まってしまいまして。
ストローを使って飲んだのですが、
ちょいとザラザラとして飲みずらかったです。
今回はシロップを使っていますから
そのような事態に陥ることもなく、
さらっと飲めましたので、
シロップをお使いになる方がいいのかな。
砂糖を加えず大人の味にしてみても、美味しいかも。

ちなみにコーヒー・ネクターで使用するソーダ水。
これってサイダーのことを言ってるのかなあ・・・と、
ふと疑問。
そこで『誰にでも簡単に出来る家庭西洋料理全集』
(婦人倶楽部・昭和八年九号附録)に記載さている
「西洋料理用語辞典」を見てみますと、
「ソーダ・ウオーター」とは「炭酸を水に飽和させた清涼飲料」のことで、
「サイダー」とは「炭酸水に各種の果汁エッセンスと、
甘味をまぜ合わせた清涼飲料」とのこと。
つまり、ソーダ水=炭酸水という解釈でよござんすな、ということで
炭酸水を使って作りました。

両方ともに今ではあまり見受けられない組み合わせですが、
当時としてはモダンを感じさせるコーヒーだったのかもしれません。

今年も暑い日が続いていますが、
このような一風変わったコーヒーで暑さをしのぎ、
しばし昭和初期の夏に思いを馳せてみてはいかがでしょう。


と、いうことで


コーヒー・ネクター・・・★★☆
コーヒー・ポンチ・・・★★★

コーヒー・ネクター・・・監修:山口ヤス子
料理の友 昭和十二年六月号 「六月のお飲物」より
コーヒー・ポンチ・・・監修:東京果精研究所 塚越保
主婦之友 昭和四年七月号 
「季節の果物を使つた美味しい夏の飲物の作り方」より
| comments(4) | trackbacks(0) |
栄養胡麻コーヒー

動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039


235

監修:山陽學人
料理の友 昭和五年八月号 「わが家で出来る夏の清涼飲料」より

これはコーヒーに胡麻、塩、砂糖、牛乳を加えたもの。
胡麻は炒ってから擂ります。
今回は黒胡麻を用いました。


で、飲んでみた。


カップに近づくと混ざり合ったコーヒーの香りと胡麻の香りの、
なんともいえぬ香ばしさが漂うのが面白いです。

そして一口。
まず胡麻のプチプチ感が舌に触りますね。
味ですが、最初はコーヒーの方強いものの、
後味は胡麻の味の方が残ります。
そしてなんともいえぬ香ばしさは
ここでも口の中に広がります。

また、砂糖と牛乳がうまく
コーヒーと胡麻の間を取り持っていると思います。
思いのほかサラリと飲めるのは
塩がさっぱりとさせているのかな。

胡麻は底に溜まってしまうので
スプーンでかき廻しながら飲みますが、
コーヒーを飲んだ後に
胡麻を噛みしめるのが趣がありますね。
ただ、口の中に胡麻が残るので
後味スッキリとはいきません。
白胡麻だともっと飲み易くなったのでは。

今現在、胡麻コーヒーを出しているお店があるそうですが、
(そこでは金胡麻を使っているそうです)
この頃から胡麻コーヒーがあったのですね。

ところでこのコーヒーについて、
考案者の山陽學人氏は次のように書いています。
「これは田舎の家(うち)で一種の秘伝薬用飲料として用ひられてゐた
『胡麻茶』といふものを、飲み易くするために考案しましたものであります。
『胡麻茶』は脂肪に富んで強壮飲料として効能あるものですが、
あまりに香(か)が強くて一般向(むき)がしないし、倦(あ)き易いので、
コーヒーに交ぜて試みましたところ、意外の好結果を得ました。
即ち、コーヒー特有の香(かをり)と、胡麻の香(かをり)とが交錯して、
かなり典雅風流な香気となつて容易に飲み得られるのであります。
私は、読書につかれた後には、きつとこの飲物を用ひます。
 もちろん栄養価に富み、ちやうどココアのやうに脂肪が浮いてみえます。
私は以前に、読書の際にコーヒーを飲みすぎて健康を害しましたが、
この胡麻コーヒーに代へてから、非常に好結果を得、土曜の午後から、
徹夜して日曜にかけて読書を続けても頭が、ぴくとも致さぬやうになりました。
これは恐らく、この新案胡麻コーヒーのおかげではないかと思ってゐます。」

みなさんも読書のお供に栄養胡麻コーヒーはいかがでしょうか。


と、いうことで


★☆☆

| comments(4) | trackbacks(0) |
愼Ε后璽

動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039


215
監修:東京割烹女學校長 秋穂敬子
主婦之友 昭和九年三月号 
「子供を主にした雛節句の賑(にぎや)かな食卓」より

これは裏漉しした青豆を鶏スープで伸ばし、
塩、胡椒、味の素で味付けして
メリケン粉でとろみをつけるという料理。
具は海老とマカロニで、
先にカップに入れておき、
その上からスープを注ぎます。


で、食べてみた

 
鶏スープは粉末コンソメで作りましたが、
コンソメ味と青豆の風味がマッチして
とても美味しいです。
海老とマカロニもスープに合っていて美味。
海老の甘味がアクセントになっています。
食感の違いも楽しめますね。

実はメリケン粉でとろみをつけるところを
(また間違って)片栗粉を使ってしまいました。
メリケン粉よりは幾分とろみが強いかもしれませんが、
口当たりがとてもよかったので、
片栗粉でもいいかも。

ところで。
拙著『温故知新で食べてみた』で
新作として作った
「玉子とぢうどん」(P56)も
やはり青豆を裏漉しして
スープで伸ばしたものを汁としています。
具に海老が使われているという共通点も。

実はこの「玉子とぢうどん」も
秋穂先生が考案された料理。
「玉子とぢうどん」は昭和七年十二月号で
発表されていますので、
この青豆スープは
「玉子とぢうどん」の応用なのかもしれませんね。

海老の甘さとやわらかな口当たりは
お子様に喜ばれそうです。
明日のひな祭りに
こんなモダンスープはいかがでしょう。


と、いうことで


★★★

| comments(4) | trackbacks(0) |
オートミール・レモネード
動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039


168
監修:美壽々會 篠田文子
主婦之友 昭和六年一月号 「温かい冬の飲物廿五種の拵方」より

これは熱湯、もしくは熱湯と牛乳半々でオートミールを煮た後に
牛乳と砂糖を適宜に加え、
それを漉してレモンの輪切り、もしくはレモン数滴を落としたもの。
今回は熱湯と牛乳半々で作り、さらに牛乳を加えることはしませんでした。


で、飲んでみた。


実際は写真で見るよりもクリーム色で、
その色味ととろみがオートミールを感じさせはしますが、
一口目の印象としては、オートミール・レモネードというよりは
レモン味のホットミルクといったところ。
けど、2度3度口にしてみると
そのまろやかな味わいに気がつきました。
オートミールはとろみだけではなく、
口当たりの良さをも演出しているようです。
ちょっと飲んだことのない、面白い味です。

面白い味です、と言ってはいますが、
実は私は温かい牛乳とオートミールが苦手。
なので本当はちょっと口には合いませんでした。
けれど両方お好きな方なら美味しいと思える味かもしれません。

実はこの後、レモンの輪切りだけでは
レモネードにならないのでは、と思い、
レモンを数滴加えてみようとしたら、
数滴どころか小さじ1杯ほど入れてしまい、少々分離。
でも、よりレモネードっぽい味になったとは思います。

この飲み物、和洋折衷料理とはちょっと違うかな・・・とは思いましたが、
オートミールを漉したものをいただくというのは
あまり見かけないように思いましたので、
ちょいとチョイスしてみました。

冬の飲み物として紹介されている
このオートミール・レモネード、
とろみがポカポカとおなかを温めてくれます。
これからの季節でも雨のそぼ降る肌寒い日などに
召しかがるといいかもしれませんね。


と、いうことで


★☆☆




 
| comments(0) | trackbacks(0) |
グリーン・レモンティー

動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!

http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039


148
監修:銀座 資生堂 渡辺藤三先生
主婦之友 昭和四年二月号より

これは抹茶と砂糖を合わせたものにお湯を注ぎ、
レモン汁少々を加えたお飲み物です。


で、飲んでみた。


さわやかな後味で美味しいです。
ほのかな渋甘すっぱさがいいですね。
上品でありながらほっとするお味です。
昭和四年にすでにこんなにモダンなお茶が
紹介されていたんですね。

「寒さ時の温かい飲み物とお菓子」という特集の中にあった
このお飲み物。
おせちを作りながら、または3が日にお出かけから帰ってきたときなど、
ちょっと一息つきたい時にいかがでしょう。


と、いうことで


★★★


さて。
今年は大変な年ではありましたが、
個人的にはいろんな方との出会いがありまして、
イベントに呼んでいただいたり、
All Aboutで紹介していだたけたりなど
ちょこっと、このブログの世界が広がった年でありました。
来年もブログがちょこっとでも多くの人の目に留まって、
ちょこっとでも多くの人にここの料理を知っていただけるように
コツコツやってまいりたいと思います。
来年もご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

それではみなさま、良いお年を。

| comments(0) | trackbacks(0) |
葡萄酒入ココア

090
料理の友 昭和六年三月号 「白酒に代る美味しい飲物」より

これはタイトルのまんま、ココアに砂糖、水、適量のワインを加えたものです。
色が微妙にワイン色になってるんですが、おわかりいただけるかしら。

で、飲んでみた。

ワインは、当時主に飲まれていたという赤玉ポートワインを入れました。
お酒を入れると味がきつくなってしまうのでは、と思ったのですが、
甘みのある赤玉を使ったからでしょうか、味はまろやかな感じがします。
ほのかなワインの香りもココアと合ってますね。
これなら確かに甘酒の代りになりそうです。

牛乳を使っていないので水っぽさが否めないのですが、
ココアのサイトなどで紹介されているワイン入りココアでも牛乳は使われておらず、
生クリームを浮かべるものが多いです。
このココアも生クリームがあれば、添えた方が味に深みが出ることでしょう。

ひな祭りの甘酒の代りにと紹介されていますが、冬にもぴったりな飲物だと思います。
年末年始、いろんな飲物やお酒を口にする機会も多いかと思いますが、
初詣から帰ってきたときなど、このココアで心も体もぽかぽかと温まってみてはいかがでしょう。

と、いうことで

★★☆



今年の更新はこれにてラストです。
本年もご愛顧いただきましてほんとうにありがとうございました。
また来年もつらつらとマイペースで作って食べて更新していこうと思いますので、
お付き合いのほど、どうぞよろしくお願い致します。
それではみなさま、良いお年を。
| comments(0) | trackbacks(0) |
固(かた)だんごスープ煮

085
監修:食餌療法研究所 富山直子先生
主婦之友 昭和六年六月号 「一日分十銭但し一日一皿
                   三十日分のお惣菜向洋食料理」より

これは塩少々を混ぜたメリケン粉(玄米粉でも可)に水を加えて練り、
だんごに茹で上げたものをスープで煮込むという、要するに洋風すいとんです。
スープはバターで炒めた玉葱を水で煮込み、塩と醤油少々で味付けしました。

で、食べてみた。

スープはいわゆるオニオンスープ、なんとなくバターしょうゆ風。
コンソメなどを入れてませんが、十分コクがあって美味しいです。
だんごとの相性もグ〜。
肉を入れてもいいそうなので、鶏肉なぞ入れてみてはいかがでしょう。
だんごを多く入れればご飯代わりになりますよ、とも書いてありました。
そうすることで節約メニューの役目を一層果たすこととなりますね。

そのだんご、「固だんご」というだけあって、やや歯ごたえがあります。
これだとお年寄りやお子様にはこころもち固いかな。
もう少し柔らかめに作っても十分おいしくいただけると思います。
またバターはちょいと入れすぎてクドくなってしまいました。
みなさまが作られる時はほどほどに

玉葱はきつね色寸前まで炒めたのですが、
レシピには「炒めて水で煮込む」とだけしか記されていません。
オニオンスープはあめ色になるまでよく炒めるのがコツなのですが、
女学校で家庭科の調理実習などで学習経験のある奥様なら
コクのあるオニオンスープを作れたのでは、と思いますが、
それを知らない奥様だとささっと炒めてあっさりと仕上がった、
しょうゆの味がもっと前面に出たスープを召し上がってたかも。

以前何度か触れましたが、この頃は昭和四年に起こった世界恐慌の影響が色濃く残っており、
日本はまだまだ不況にあえいでいました。
豊かな人はごく一部。都会では失業者が増え、農村の貧困ぶりは筆舌し難いものだったとか。
ですからこういった節約メニューも婦人誌に多く取り上げられていました。
今日の日本と重なる部分がありますね。

参考までに、この頃のジャムパンは五銭、カレーライス二十五銭。
バター半ポンド(225g)五十銭、洋画封切が五十銭。
胚芽米が15キロで三円。
東京の民間の勤め人が大体三十〜五十円の月給だったようですが、
賃金カットがあったようなので実際にはこれより低かったかもしれません。
家賃は都内6畳・3畳の2間で十三円ほど。光熱費はガス・炭・電灯代でおおよそ四円。
食費にまわせるお金は米代を除き夫婦2人で六円ぐらいだったようです。

と、いうことで

★★☆
| comments(0) | trackbacks(0) |
チョコレートソーダ水

046
監修:井上涼子氏
料理の友 昭和八年九月号「残暑の飲み物」より

関東は梅雨とは思えない夏空が広がっていますが、みなさんの街はいかがでしょう。
この暑さに誘われて今回はソーダ水のご紹介です。
これはチョコと砂糖を練り合わせたものにソーダ水を加えたもの。

で、飲んでみた。

ん〜、味も香りもチョコというよりココアっぽいです。
そしてチョコ+砂糖+ソーダということで想像はしてましたが、やっぱり甘い。
しかもべとっとした甘さです、チューブ入りチョコみたいな。
また、ソーダなのに微妙にとろりとしてます。
チョコが溶け切れず、小さなツブツブがプッカーと浮くのも微妙。
後味もまったくすっきりしないですね。

チョコはこの数年前から大衆化されていた様ですから(ちなみにチューブ入りチョコは
この前年に発売)、流行のチョコを使ってなにか目新しい飲み物をと考えたのかもしれません。
しかしナゼに砂糖を加えたのでしょう。この頃のソーダ水は甘くなかったのかしら。

このチョコレートソーダ水、真夏に飲むには重たい気がしますが
涼しくなった頃に飲むと風情があるかもしれません。
やっぱりココアは秋や冬が似合いますものね。
と、いうことで

★☆☆
| comments(2) | trackbacks(0) |
コンスターヂ入コヽア

037
監修:美壽々曾 篠田文子氏
主婦之友 昭和六年一月号 
       「温かい冬の飲物廿五種の拵方」より

基本的には普通のココアと同じ作り方です。
違う点といえば牛乳ではなくお湯を使うこと、
そしてコーンスターチを入れること。

冬の寒さが続いていますが、暑さ寒さも彼岸まで。
あとちょっとでやってくる春を心待ちにしつつ・・・

飲んでみた。

う〜〜〜ん、ココア味のお湯。

牛乳を使わないと、こうも味が違うのかと思いました。
サラッサラでコクがなく、ココアの香りまでお湯割りな感じ。

レシピを見たときはコーンスターチでとろみがついて
体の芯からぽっかぽかになるのかしら?と思ったのですが、そういう訳でもなく。
コーンスターチは甘味を増す作用もあるらしいのですが、それもあまり感じられず。
もしかしたらお湯の量が多かったのかしら。

今年の冬、分量を変えてもう一度チャレンジしてみるかも・・・気が向いたら。

と、いうことで

★☆☆


 
| comments(0) | trackbacks(0) |
コーヒー入り玉子湯

029
監修:片山きく子氏
料理の友 昭和九年十二月号
       「寒夜に喜ばれる飲物」より

これは玉子に大匙一杯ほどの砂糖を加え、そこにコーヒーを注いだ飲物です。
作り方はいたってカンタンですが、玉子が固まってしまいますので
コーヒーを注ぐ時によっくかき混ぜるのがコツ。
そういや玉子に飲物をプラスすると言えば「オロナミンセーキ」ですね。

で、飲んでみた。

ん〜、ミルク入りの缶コーヒーを飲んでるみたいです。
キャラメルフレーバーと思えなくもない風味ですね。
ちょっと飲んだだけでは玉子が入っているとはわかりませんが
匂いに敏感な人なら玉子が入っているとわかるかも。

甘い味がお好きな方ならOKだと思いますが、私は普段コーヒーに砂糖を入れないので
これは相当甘く感じます。食後のお口直しには少々不向きでしょう。
ちなみに私はこの後、お口直しにブラックコーヒーを飲みました。

年越しそばもいいけれど、除夜の鐘を聞きつつ、これをいただきながら
一年を振り返ってみてはいかがでしょう。

と、いうことで

★★☆


それでは皆様、どうぞ良いお年を。来年もぜひお付き合いくださいませ。

    
| comments(2) | trackbacks(0) |
PAGE TOP   

『温故知新で食べてみた』が本になりました


主婦の友社より絶賛発売中!
PROFILE
MEDIA
CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
Search this site.
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
なんとなくかいてみた
とりとめのないこと書いてる
ブログ。
山本直味 Twitter
LINKS
RSS/ATOM
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS