温故知新で食べてみた

戦前、主に昭和初期の料理本や婦人誌に掲載されたレシピを、
実際に作って食べて昔の日本をプチ体験。
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松茸と葱のサラダ

動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039


267
監修:大下あや子
主婦之友 昭和六年十月号 「松茸の和洋料理三十種」より

これは茹でた松茸と葱にマヨネーズを「たつぷり」とかけたもの。
松茸はまるごと茹でてから細く割きます。
マヨネーズは自家製です。
出来上がり写真では上にパセリが振られているように見えたので、
パセリを振って盛り付けました。


で、食べてみた。


さっぱりとして美味しいです。
が、せっかくの松茸の風味が
たっぷりマヨネーズのかげにちょいと隠れてしまいますね。

葱と一緒に食べるとシャリッとした食感や甘味が加わり
さらに美味しくなりますが、
ここでも松茸は葱の存在感に押され気味かな。
けど、食べたあとにふわあっと松茸の香りは残ります。
松茸は茹でると水っぽくもなるので、
焼いてマヨネーズをつけた方が
より松茸の香りや美味しさを楽しめるかなあ。
松茸を焼いた場合は葱もならって焼いた方が
互いの風味をより楽しめるかも。

最初この料理のレシピを見たときに
「なんともったいない食べ方っ!」と思いましたが、
昔は松茸は今よりもたくさん採れていたと聞いたことがあります。
なので今の感覚とはちょっと違って、
庶民でも手に入れやすい食材だったとしたら
こういう食べ方もありだったのかな。
また、マヨネーズをかけることで
いつもの家庭料理よりワンランクアップの
洋風モダンな料理にするという意味合いも
あったのかもしれないなあ・・・と思いました。

いやしかし。
松茸をまるごと茹でたことがなかったので
・・・というか、松茸料理を作るのも今回が初めてだったので、
「いいんだろか、ほんとにまるごと茹でていいんだろか・・・」と
おっかなびっくり及び腰で作りました。


と、いうことで


★★☆

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松茸とマカロニ

動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039


266
監修:理學博士 谷津直秀氏夫人 谷津あい子
主婦之友 昭和五年十月号 「珍らしい松茸料理の拵へ方」より


これは細切りにした松茸、葱をバターで炒めて
水を少し加えた後、塩、胡椒、味の素で味付けをして
マカロニを加えて煮込んだもの。
「醤油を少し落とすと、味が引き立ちます。」とのことですので、
醤油もポトリと落としてみました。

挽肉を入れたり、色どりとして人参、莢隠元を入れると
いいとのことでしたので、それらも加えてみました。
人参、莢隠元は茹でておいて、最後に混ぜ合わせます。


で、食べてみた。


美味しいですね。
なんといっても香りがいいです。
松茸はバターとよく合いますね。
挽肉はぜひ加えてください。
味の旨味が増すように思います。
醤油も差した方がレシピ通り、味が引き立ちます。

また、人参、隠元もぜひ加えてください。
色どりだけではなくシャキシャキ食感と
さっぱり感が加わって
より楽しい味わいとなります。
今の時代にあってもよさそうなおかずだなって思います。

「湯を少々多い目に入れて、葛を引くことも」あるとのこと。
今回は入れていませんが、入れたらあんかけっぽくなったのかな。
ちなみにマカロニの代りはうどんでもいいとのこと。
うどんにするなら葛を入れた方が美味しくなりそうですね。

これまでもマカロニといえば
マカロニと烏賊」のようなユニークな組み合わせがありましたが、
今回の松茸とマカロニの組み合わせも斬新ですね。
当時の先生方にとってマカロニは、
いろいろな組み合わせを試してみたくなる
魅力的な食材だったのかもしれませんね。


と、いうことで


★★★

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松茸のトースト

動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039


265
監修:大下あや子
主婦之友 昭和六年十月号 「松茸の和洋料理三十種」より

これは松茸と挽肉をバターで炒め、
塩、胡椒して水を少々加え、
「どろつとするぐらゐに」煮て、パンの上にのせたもの。
附け合わせは「人参のフリッターと馬鈴薯、パセリ」なのですが、
出来上がり写真では馬鈴薯がどのように
拵えられているかがはっきりとわからず。
それでもなんとなくポテトチップス風に見えたので、
薄切りにして素揚げにしてみました。

ちなみに松茸は他の料理で残ったものや
笠の開いたものでも
いいとのことだったので、
うまいこと味付けがかぶっていたこともあり、

鶏の肝臓の松茸御飯」の附け合わせを
食べずに残して使いまわしをしました。でへへ。



で、食べてみた。


松茸の香りがとても感じられて、
挽肉との相性もいいように思います。
トーストと松茸の相性もバッチリ。
ただ具材がボロボロと零れ落ちて少々食べずらいので、
小麦粉など加えてとろみを付けるなどすると
食べやすくなるかな。

また、もうひとつ何か違う食感があればいいな・・・と思ったのですが、
それを補うのが人参のフリッター。
適度な歯ごたえと甘味が松茸トーストをナイスフォロー。
素揚げの馬鈴薯もホクホク感があって、
こちらもナイスな相乗効果。
パセリは後味をさっぱりさせますね。
附け合わせはぜひ用意してください。

この松茸ブラストーストの組み合わせ、
当時としてはかなり画期的だったのではないでしょうか。


と、いうことで


★★★

 

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『温故知新で食べてみた』が本になりました


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