温故知新で食べてみた

戦前、主に昭和初期の料理本や婦人誌に掲載されたレシピを、
実際に作って食べて昔の日本をプチ体験。
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海老と筍のライスカレー
動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039


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監修:大下角一氏夫人 大下あや子
主婦之友 昭和九年五月号附録 『栄養料理の作方』より

これは玉葱、馬鈴薯、筍を炒めたところへ、
お湯、桜海老(もしくは芝海老)、塩、カレー粉、
水溶きしたメリケン粉、青豆を加えたものを
ごはんにかけたもの。
ちなみに盛り付けはごはんにかけなくても、
別々でも構わないそうです。


で、食べてみた。


カレーに桜海老や筍を入れるなんて面白いなあ、と
思って選んだメニューですが、
カレーの中にある
桜えびのプチプチとした食感や
筍のシャキシャキとした食感が
やはりユニーク。
野菜それぞれの食感もいいのですが、
料理名につけられているだけあって、
海老と筍の食感がより際だっているように思います。

ただ、塩のみの味付けは
少々物足りないかな。
さっぱりさらり味のカレーは、
これはこれで美味しいとは思うのですが、
あと一つ、コクのある具材、
例えばバターなぞ使うと
より旨味が増すように思います。

まさにこれからが旬の桜海老と筍を使ったモダンカレー、
ぜひみなさまも作ってみてはいかがでしょう。


と、いうことで


★★☆


ところで。
先日、お友達のお友達が
(私もちょっこし存じ上げてる方ですが)
道明寺のプデイング」を作りましたよー、と
画像を送ってくれました!



なんとメレンゲの焼き目は
バーナーを使ってのものだとか!
焼き目がすごく美味しそうです。

味はというと「プリン味の柔らかな餅菓子みたいで不思議な和洋菓子」
という印象を持たれたみたい。
また「プリンといえばバニラの香りだけど
シナモンだったのはリンゴが入っていたからでしょうかね」
とのご感想。確かにそうですね。
プリンと言えばバニラの香りですが、
シナモンを使うことで、プリンというよりは
餅菓子っぽく感じられたのかも、ですね。

また、ご両親に御試食いただいたところ好評で、
リクエストをもらったとのこと。
良かった良かった。
昭和初期メニューを美味しいと言ってもらえると
嬉しいです。

いつもいつもブログを見てくださったり、
私の出てるメディアを見てくださったりしてるKさん。
本当にありがとうございますー!
また昭和初期料理を作ってみてくださいね。

そして、みなさまの中にも
ブログ料理を作ってみたという方がいらっしゃいましたら、
写真に感想を添えてお寄せくださると嬉しいです。
(掲載OKな方はこちらでご紹介させていただきたいと思いますので、
掲載可もしくは不可と書いて送っていただけると有難いです)
メルアドはプロフィールに記載してありますので、
どうぞお気軽にお送りくださいませね。



 
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莢隠元のカレー

動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
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監修:主婦之友社食堂部 川上勝久
主婦之友 昭和六年七月号 「夏の家庭的和洋料理の拵へ方」より

これは「御飯に、莢隠元だけの、気取ったカレー料理」です。
薄く切った玉葱とみじん切りにした生姜をバターで炒め、
そこにカレー粉、メリケン粉を加え、
スープで伸ばして塩味をつけたカレーに
型で抜いた御飯、そして色よく茹でた莢隠元を揃えて並べます。


で、食べてみた。


生姜の入ったサラサラなカレーはあっさりスパイシー。
莢隠元と一緒に食べると
よりさっぱりとした味わいとなります。
まさしく夏の一品といったところ。
莢隠元の歯ざわりもいいですね。

ですが、やはり一本まんまの莢隠元は少々食べずらい。
スプーンをナイフのように使って
キコキコと切り分けて食べましたが、
やはり最初から切ってある方が食べやすいかな。

ただ、♪ありのままの〜姿で盛り付けられた
莢隠元はインパクトがありますよね。
シュールな絵画のようでもあり、
とても趣があるように思います。

この頃に作られたカレーは
前回の玉子のカレー・ライスのように
牛乳で伸ばすものが結構あったので、
その中にあってこのカレーは
かなり大人の味だったのではないでしょうか。


と、いうことで


★★☆

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挽肉のカレー揚(あげ)

動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
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監修:満田瀧子先生
主婦之友 昭和十二年七月号附録 『夏の和洋料理千種の作方』より


これは牛挽肉とにんじん、たまねぎのみじん切り、摩り下ろした馬鈴薯に
水で溶いたメリケン粉、カレーを混ぜ、塩で味を整えた後、
胡麻油で揚げるというもの。
ウォスターソースをかけていただきます。

肉や野菜はこのぐらいの分量であわせました。



で、食べてみた。


本来は「お玉杓子で少しづつ掬つては」「胡麻油にぽつりぽつり落し、
手早くお玉杓子で形を平くして、ふつくり」とふくらんだら裏返すのですが、
お玉8分目くらいの量を炒め揚げのようにして焼いてみたところ、
水分の多いトロットロのペッタペタなネタだったものですから
裏返すときに形がズズっと崩れてしまい、四苦八苦。
お玉半分弱ぐらいの量を油に落として、
しっかりと揚げるのがいいでしょう。

味はというと、まずソースをかけない状態で食べてみましたが、
とろとろに柔らかいので口当たりはいいです。
にんじんやたまねぎのみじんの食感が残っているので
食感の違いも楽しめるし、
馬鈴薯のさっぱりした味とカレー風味も美味。
ただ、塩味が薄いかな。
胡麻油はうま味をよく出していると思いますが、
少々油っぽい気もしました。

次にソースをかけて食べましたが、この方が美味しいですね。
塩味が薄く胡椒がない分、
ソースをかけて味が完成するという感じでした。
油っぽさもあまり感じなくなったように思います。

「辨當(べんたう)のお菜(かず)としても、評判のよいもの」と
レシピにはありました。
冷めても美味しかったので、お弁当にも重宝ですね。


と、いうことで


★★☆

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豚肉(ぶた)のカレー・ゼリー
動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
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監修:瑞穂會 杉浦恭子先生
主婦之友 昭和十二年七月号附録 『夏の和洋料理千種の作方』より

これは茹でた豚と干し椎茸、パセリをカレー・ゼリーで固めたもの。
豚は刻んだ玉葱と酢を入れたお湯で茹で、
干し椎茸は水で戻した後、砂糖と味醂で炒り煮。
カレー・ゼリーは豚の茹で汁にゼラチン、味の素、塩、カレー粉を加えて作ります。
パセリは本来はみじん切りにして入れるのですが、
勘違いしてまるまる入れてしまいました。

固めた様子はこんな感じ。



で、食べてみた。


口当たりがとてもいいですね。
カレー味のゼリーを初めて食べましたが、
あっさりつるつるなカレー味が
不思議で面白かったです。
椎茸や豚も柔らかく、とても食べやすいですね。

豚は「細かくほぐし」とレシピにあったので手で裂いてみたところ、
淡白な豚にカレー・ゼリーがよくからまり、
美味しくいただけました。
さっぱりとした豚やちょっとスパイシーなカレー・ゼリーと
甘く煮た椎茸の味の組み合わせも
よかったように思います。

ただ、パセリをまるまる入れてしまったので
口の中でちょっとイガイガしますし、パセリの味も強く出てしまいました。
見た目は面白いと思いますが、
ちょっとアクセントになりすぎなので、
ちゃんと「みぢん切り」にして加えた方がいいと思います。

それとカレー粉が全部溶けきらずに底に粒子がたまってしまいました。
これはこれで模様のようにはなりましたが、
溶けきらなかったことで
カレーらしい味は全体的に薄まってしまったかもしれません。

もうひとつ。
本来は「一寸五分くらゐの角切」にしますが、
ゼリーが柔らかくて包丁を入れると崩れてしまい、
崩れた状態のままでの盛り付けとなってしまいました。
これでいいという方もいらっしゃるとは思いますが、
ゼリーはもう少し固めに作って角切りで盛り付けると、
断面の面白みも楽しめると思います。

一風変わったこのモダンなカレー料理、
「見て涼しげに、舌觸(したざは)りも上々の寄せ物」です。
「お客膳の前菜などに使つても、とても喜ばれ」るとのことですから、
お盆など親戚一同が介するときなぞ、
お出ししてみてはいかがでしょう。


と、いうことで


★★☆
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馬鈴薯(じゃがいも)のライスカレー
動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
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159
監修:中山しげ子先生
主婦之友 昭和十三年一月号附録 『冬の和洋料理千種の作方』より

これは人参、玉葱、塩茹でして裏ごししたじゃがいもを
スープに入れて、塩、胡椒した後カレー粉を加えたもの。


で、食べてみた。


なにかの口当たりに似てるなあ・・・と思いつつ食べていたのですが、
あれです、あれ、きんとん。
きんとんのカレー味版とでも言いましょうか。
美味しいですね。
レシピには「さらっとしていて」美味しくいただける、とあります。
確かにきんとんっぽい口当たりではありますが、
小麦粉を使ったカレーよりはサラサラで食べやすいです。

カレーといっても別物料理になるのでは・・・と危惧していましたが、
じゃがいもカレーはマイルドながらも、しっかりとカレーになってました。
また、固形のじゃがいもが入っていないので
物足りなさを感じるんじゃないかしら?とも思いましたが、
後味にじゃがいもが残るので、物足りなさ感は意外とないですね。

「『カレーは美味しいが、メリケン粉が厭(いや)だ』とおつしゃる方」に
おすすめしたいカレーと先生はおっしゃっております。
昔から日本にはうどんや団子などの小麦を使った食べ物はありましたが、
このような形でメリケン粉を使う料理は
まだ珍しかったのではないか、と思われますので、
実際にメリケン粉のもったり感などが苦手な方がいらっしゃって、
先生はそういう方のリクエストを受け考案されたのかもしれませんね。


と、いうことで


★★★
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人参のカレー煮
動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
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146
監修:中山しげ子先生
主婦之友 昭和十三年一月号附録 『冬の和洋料理千種の作方』より

これは拍子木に切ってバターか胡麻油で炒めた人参と
同じくバターか胡麻油で炒めた小玉葱を
カレーで煮たもの。
今回はそれぞれ胡麻油を使いました。
カレー汁はバターでメリケン粉、カレー粉を炒め、
水かスープ(今回はスープ)で伸ばしたもの。
そこへ野菜を入れたのち、酢、砂糖、塩を加えて煮込みます。


で、食べてみた。

たいへん食べやすいです。
カレーと酢でにんじんの青臭さは弱まりますし、
砂糖が辛味を和らげていますから
ぱくぱくといただけます。
さすがは「人参が嫌ひだとおつしやる方」にこれを勧めたら
「カレーの香りと味でとても美味しい」と
褒めていただけたという料理。

油はバターでも美味しいと思いますが、
胡麻油のふくよかな風味がより奥行きを出しているようです。
この料理のポイントは酢かな。
青臭さを消すとともに後味がさっぱりする感じもします。

たまねぎは中まで火が通りきっていないものがあったので、
半分に切ったほうがいいかも。
にんじんも半分の長さにしたほうが食べやすく、
カレーもよくからまるんじゃないかな。

カレー汁は「どろっとするくらゐにゆるめ」、
「汁氣が足りなくなつたら水を足す」とありましたが、
最初にさらさらの状態まで伸ばしてみました。
だんだんとろみがついてきて汁気も足りなくなるものの、
途中で水を足さなくても出来上がったので、
これでもいいように思います。

にんじん自体の甘みも堪能できるこの料理、
にんじんが苦手なお子様でもたくさん食べられそうです。
この料理でにんじんをがしがし食べて
ベータカロテンをがんがん取ってみてはいかがでしょう。


と、いうことで


★★★



〈追記)

ブログをいつも読んでくださってるYさんから、
「小玉葱は半分に切るのではなく、盛り付けの下の部分に
十字にかくし包丁を入れるといいのでは?」とのアドバイスをいただきました。
そのほうが小玉葱を半分に切るよりも
見栄えがするのでは、とのこと。
確かにそうですね。こちらの方法をオススメします。
それにしても、これでいつも料理をしてないってことが
バレバレですね(汗)。
Yさん、ありがとうございました。
 
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カレー・マカロニ

083
監修:渡部料理研究所 渡部玉善先生
主婦之友 昭和十二年七月号附録『夏の和洋料理千種の作り方』より

これはバターで炒めたハム、玉葱にカレー粉、ケチャップを加え、
そこに茹でたマカロニを和えたもの。
ケチャップにはウスターソースを混ぜても良いとのことだったので、
試しに混ぜてみました。

で、食べてみた。

美味しいです〜。
レシピに食が進むごちそうと書いてあったのですが、文字通り
あっという間に完食しました。
ちょっとスパイシーなナポリタンって感じで、お子様が喜びそうな味です。

ケチャップとカレー粉がケンカするかなあ?と思ったけど、
ウスターソースがうまく両者のバランスをとっているようです。
ソースがなければもうちょっととんがった味になってたのかしら。

ハムと玉葱もケチャップやカレーと相性がいいので、これらがうまく噛み合ってるから
シンプルな作り方なのに美味しい一品となったのでしょう。
ただハムの塩味が結構目立つので、ハムはアクセント程度に入れる方がいいかも。

また、バターも大事な要素のひとつ。
カレー料理はバターのあるなしで味の深みがかなり違うことが、
このブログをやるようになって段々とわかってきました。
昔のCMじゃないけど、カレーも味はバターで決まります。

盛り付けはグラタン皿などに、と書いてあったのでこのように盛り付けてありますが、
ここにチーズを乗せて軽く焼いてグラタン風にしても美味しいです、きっと。

と、いうことで

★★★
 
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春雨のカレー汁

078
監修:満田瀧子先生
主婦之友 昭和十二年七月号附録 『夏の和洋料理千種の作り方』より

これは豚、馬鈴薯、玉葱、ありあわせの菜類を煮て、塩で味付けした後に
味の素とカレー粉、春雨を入れて煮込んだもの。
菜類として冷蔵庫にあったキャベツを用いました。

で、食べてみた。

・・・味がないです。
それもそのはず、味付けは塩と味の素のみ。
カレー汁というよりはカレー湯です。
一見スープカレー的だったのでごはんを浸して食べてみましたが、
カレー風味のお茶漬けのようなものを食べてるみたいでした。

春雨が入るので食感はどうなるのかな?と思いましたが、
スープ仕立てなので春雨ヌードル的な感じでいただけました。
あっさり味を好む方や具材の味をしっかりと味わいたい方向きの料理と言えるでしょう。

このとろみやコクのないサラサラスープを暑い日にいただくと
すっきりさっぱり暑さも吹き飛ぶかもしれませんね。

ちなみにレシピには「若い人が大喜びの変わりライスカレー」云々と書いてありましたが、
若い人はもっとパンチの効いた味を好むんじゃないかな、と、ふと思ったりもして。

と、いうことで

★☆☆
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鯖のカレー・ドレッシング

071
監修:掛橋料理講習所 掛橋菊代先生
主婦之友 昭和十年七月号附録 『魚の洋食一品料理』より

これは〆鯖にカレードレッシングをかけていただくという料理。
本文ではフレンチドレッシングにカレーを合わせたドレッシングで、とありましたが、
口絵ではカレー入りのマヨネーズで、と書いてあります。
どちらが正しいのか判断しかねたので、両方作ってみました。
皿に一緒に盛り合わせているのがマヨネーズ、ガラスの器に入っているのがドレッシングです。
付け合せはキャベツ、もやし、にんじんを、
カレーを合わせる前の普通のフレンチドレッシングで和えたものです。

で、食べてみた。

まずはカレー入りフレンチドレッシングで。
これはと〜っても美味しいですね。
スパイシーなマリネ風といったところで、さっぱりとしていて夏にぴったりなお惣菜です。
ドレッシングはそれだけでも美味しいので、〆鯖に限らずいろんな場面で使えそうです。

次にカレーマヨネーズを。
こちらも美味しいです。ただ、マヨネーズ自体も美味しいのですが、
鯖と組み合わせるとマヨネーズの味が主役になってしまい、鯖の味が引き立ちません。
ドレッシングだと鯖との相乗効果があったのですが、こちらはそれがあまり感じられないですね。
このマヨネーズは茹でた豚肉などと和えた方が相性がいいように思います。

結果、両方美味しかったのですが、どちらかと言えばドレッシングがお薦めです。

と、いうことで

★★★


※補足
実は後日レシピを見直してみたところ、
フレンチドレッシングに混ぜるのはカレーではなく
西洋芥子でした。
なぜ西洋芥子とカレーを見間違えたのか・・・。
ですから、みなさんがお作りになるときは
フレンチドレッシングには西洋芥子を混ぜてください。
マヨネーズの方は口絵説明に
「カレー入りのマヨネーズを添へて」と
ありますから、こちらはカレーを混ぜてみてください。


ところで。
カレーつながりですが、私のお友達がここで以前紹介したちきんカレーを、
ブログを見ながら作ってくれました。
「簡単に作れて嬉しくなって」と、写メで送ってきてくれたのですが、
私も嬉しかったです〜!

「レモンで味がしまって、さらっとして爽やかで美味しいです」とすこぶる好評のこのカレー、
本当にさささっと出来ますので、みなさんもぜひ作ってみてくださいね。
 
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蓮根(はす)のカレー詰揚(づめあげ)

067
監修:満田瀧子先生
主婦之友 昭和十二年七月号附録『夏の和洋料理千種の作り方』より

これは味の素とカレー粉を入れて出汁で練った味噌を茹でた蓮に詰めた後に、
メリケン粉とカレー粉で作った衣をつけて胡麻油で揚げたもの。

衣をつける前の味噌詰めした蓮はこんな感じ。


で、食べてみた。

一見美味しそうに見えますが・・・・・・・・・・
しょっっっぱい!!!
最初の一口目、味噌詰め手前の蓮のみの部分はカレー風味でシャキシャキと美味しいのですが、
二口目、味噌に到達すると、しょっっっぱいことしょっぱいこと。
味噌をそのまま食べているみたいです。
「お酒のおつまみにもいいかも」とは書いてありましたが、あまりに塩辛いので
お酒が欲しくなるというよりお水をガブ飲みしたくなります。

また、味噌は塩辛い味ばかりが先行して、練りこんだカレーの味がわかりずらいです。
なんせ衣もカレー味なので、味わっているカレーはどっちのカレー味なものやら、といった感じ。

加えて胡麻油で揚げているのに衣のカレー味の方が勝ってしまい、胡麻の風味を
感じることができなかったので、普通の油で揚げてもよかったのではないかしら。

食べきるのは本当に辛かったので2枚を試食した後、余った蓮根は全部味噌を抜いて食べました。
ちなみにニンジンやじゃがいものバター炒めにその取り除いたカレー味噌を合わせてみたら
なかなかスパイシーで美味しく、こちらの方が夏にぴったりなおかずになるのでは?と思いました。
チャレンジするなら是非こちらを。

と、いうことで

☆☆☆
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『温故知新で食べてみた』が本になりました


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