温故知新で食べてみた

戦前、主に昭和初期の料理本や婦人誌に掲載されたレシピを、
実際に作って食べて昔の日本をプチ体験。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - |
玉子のフライ
動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!

http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039



128
監修:掛橋料理講習所長 掛橋菊代
主婦之友 昭和十年八月号附録 『玉子の和洋料理法』より

これは生卵にそのままとうもろこし粉かパン粉をまぶし、
揚げるというもの。

掛橋先生曰く、とうもろこし粉だと
「香(かう)ばしくて、一寸(ちょっと)普通のコロツケに味(あじわ)へない味」に
なるそうなので、とうもろこし粉を使ってみることに。

一口にとうもろこし粉と言ってもいろいろ種類がありまして、
今回は揚げ物の衣としても使われることがあるということで、
コーングリッツ(乾燥させたとうもろこしの胚乳部分を粒状に粉砕したもの)を
使用しました。

コーングリッツってこんな感じ。





で、食べてみた。


・・・んだけど、


レシピには「粉の中に玉子を割り、
粉をよくまぶして、掌(てのひら)に取り、
形をまとめるやうにして」揚げる、との記述。
通常のフライのように表面にうっすらと粉がつく状態を想像しつつ
レシピ通りにコーングリッツに玉子を落としたら、
表面に付着せずに、これでもかこれでもかと言わんばかりに
白身が粉を吸うこと吸うこと。

で、結局散々粉を吸って固形に近い状態になったものを揚げるハメに。

どのぐらい粉を吸ったかというと・・・



おわかりいただけるでしょうか。
白身の部分がほぼコーングリッツに占領されています。


味はというと、確かに香ばしくはあります。
が、白身のところは白身の味を感じることがほとんどできません。
コーン風味のつぶつぶを固めて作ったバーを食べてるみたい。
黄身のところはと言うと、これまた黄身のかかった、
コーン風味のつぶつぶを固めて作ったバーを食べてるみたい。

なんせ乾燥とうもろこしを細かくした粒を固めたものを
食べるわけですから、すごい重量感と噛みごたえです。
よくよく咀嚼しなければ胃に負担がかかりそうです。

ただ、掛橋先生はこちらの記事にあるように
病人食に尽力されてたようなので、
おそらくこの料理はこれ程までにヘビーな出来になるものでは
ないのではないか、と思われます。
粉を吸い込む前にささっと手早くまとめて揚げれば
柔らかな食感の玉子フライが出来たのではないでしょうか。

それともパン粉だったらこんなに手間取ることなく
普通のフライのようにサクッと揚げられたのかしら?

もしくはコーングリッツの風味自体はいいので、
生卵ではなくゆで卵にまぶして揚げるなどした方が
手軽に美味しくいただけるかもしれませんね。


と、いうことで


★☆☆
| comments(2) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | - |
甘いの?だったら、うまいかもね。ところで、粉が白身を吸うんじゃね?
| jib | 2011/04/18 9:11 AM |
>jibさん

程よい甘さですよ。硬くさえなければ悪くはないと思います。
そっか、あれは粉が白身を吸うのか(汗)。
イメージ的に白身が粉を飲み込んで感じだったので^^;
| nawomayo | 2011/04/18 10:12 PM |









http://nawomayo.jugem.jp/trackback/160
PAGE TOP   

『温故知新で食べてみた』が本になりました


主婦の友社より絶賛発売中!
PROFILE
MEDIA
CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< August 2017 >>
Search this site.
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
なんとなくかいてみた
とりとめのないこと書いてる
ブログ。
山本直味 Twitter
LINKS
RSS/ATOM
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS