温故知新で食べてみた

戦前、主に昭和初期の料理本や婦人誌に掲載されたレシピを、
実際に作って食べて昔の日本をプチ体験。
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烏賊とせん大根、トマト・ケチャップ

014
監修・神宮家庭料理参事 森本三和子先生
主婦之友 昭和十年七月号附録
       「魚の洋食一品料理」より


これは裏ごししたトマトと大根おろしを合わせ、酢と塩、胡椒を入れたものを
ざっと塩茹でした烏賊と和える、というものです。
「せん大根」というから大根の千切りと和えるのかと思った。

・・・ん?

「トマト・ケチャップ」をどこで入れるかレシピに書いてない。
題にも材料にも名前があるのに入れなくてもいいのか?
まぁ〜でもきっと調味料と一緒に入れればいいだろう、と勝手に投入。

で、食べてみた。

う〜ん、ひと口ふた口目はうまいです。
トマトと大根おろしの組み合わせが
離乳食のような口当たりであっさりしていて食べやすいです。
けどケチャップが。

最初はケチャップの甘さが利いてたけど、
だんだんとケチャップのしょっぱさが表に出てきてクドくなります。
ケチャップは隠し味程度に入れることをオススメします。
ホントは入れなくてもいいと思うんだけどなー。
けど当時の洋食の代名詞的存在だったケチャップですから
折衷料理にするには外せなかったのかしらん。

先生、レシピにケチャップ入れなかったのは意識的にやったことなのかなあ。
「諸事情でケチャップ入れたけど、入れない方がいいんだよ〜」と
暗に言いたかったのかも。

と、いうことで


★☆☆
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これも夏っぽいですね。烏賊と大根であっさりな感じ。
ケチャップって戦前にあったんですね。
| なっと | 2006/08/04 11:11 AM |
>なっとさん

烏賊と大根だけならおいしいですよ、きっと。
国産のケチャップは明治41年からだそうです。
愛知県の農家の青年が売れ残ったトマトをどうしようかと
考えあぐねていた時にトマトソースの存在を知って、
そこからトマトソース、ケチャップと作っていったようですよ。

ちなみにどうしてトマトが売れ残ったかというと、
名古屋のホテルや洋食屋に飛び込みで売り歩いたものの、
キャベツやレタスなどは売れても
匂いに癖のあるトマトだけが売れ残ったんだそうです。
当時はそれだけまだ珍しい野菜だったんですね、トマトは。

| nawomayo | 2006/08/04 9:40 PM |
へ〜〜!初めて知りました。
明治時代からあったんですね。え?でもケチャップって日本発祥なんですか?

なんかアメリカっぽいからてっきりアメリカ発祥って思ってました。
| なっと | 2006/08/22 12:24 AM |
)なっとさん

ケチャップはヨーロッパでも使われていたとは思いますが、初めて商品化したのはアメリカのハインツのようです。

ちなみにウスターソースはこれより3年前の明治38年に、
マヨネーズは大正14年に国産が発売されてます。
結構古くからあるんですね。
| nawomayo | 2006/08/22 12:14 PM |









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