温故知新で食べてみた

戦前、主に昭和初期の料理本や婦人誌に掲載されたレシピを、
実際に作って食べて昔の日本をプチ体験。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | - |
揚げパン

動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039

255

監修:番町教會牧師 大下角一氏夫人 大下あや子
主婦之友 昭和八年七月号 「夏の洋食の作り方二百種」より

薄く切って芯に穴を開けた食パンを
マゾラか胡麻油(今回は胡麻油)で揚げ、
熱いうちに塩を振り、
冷めてから詰物をします。
詰物は、黄色い方は茹玉子の黄身に卸したチーズを加え、
少量の酢で練ったもの。
白の方は茹玉子の白身、らっきょうの酢漬、パセリを
細かく刻み、マヨネーズで和えたもの。
パンは8分切りをさらに半分の薄さに切って使いました。


で、食べてみた。


まず黄身の方ですが、
先に油っぽさ、次に酸っぱさがきて、後からうっすらと
チーズの風味がきます。
ちょびっとだけ乗せるのではなく、
写真よりも、もーっとこんもりと乗せましょう。
酢が、パンの油分を多少さっぱりさせてくれますし、
チーズの味もより引き立ちます。

黄身はこれだけで食べたら酸っぱい!と思うぐらいの
酢加減にした方がいいでしょう。
酢ではなくてレモンでも美味しいかもしれません。

次に白身。
らっきょうがさっぱりとした口当たりを演出していて、
黄身ほど油っぽさは感じません。
マヨネーズ味も揚げパンとよく合っています。
こちらも具をこんもりと乗せた方が
パセリの香りがしっかりわかり、
より味が引き立ちます。

ちなみにパンの穴は小さいと、
揚げているうちにふさがってしまいます。
しっかり箸でぐりぐりと開けましょう。

パンは時間をあまりかけずにサッと揚げたつもりではありますが、
それでも油を吸いに吸ってヘビーな揚げパンとなってしまいました。
「ビールや、お茶のときのつまみものに極くよろしいです。」と
先生はおっしゃっていますが、胡麻油の個性も手伝ってか、
ちょっとつまみものとしては重たい揚げパンとなってしまったように思います。
サラダ油もしくはオリーブ油で両面をさっと焼く方が
サクッと軽い歯触りでいただけそうですし、
乗せる具材もより味がしっかりとわかって
さらに美味しくいただけるんじゃないかな。

「揚げたての熱いところへ、肉桂粉と粉砂糖をふりかけると
美味しいお八つになります。そのときは詰めものはしません。」と
いうことですが、こちらも炒め揚げぐらいの感じで作られた方が
いいんじゃないかなぁ・・・とは思います。


と、いうことで


黄身・・・★☆☆
白身・・・★★☆
 

| comments(2) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | - |
あらぁ;
胡麻油だとホントに油っこいですね ^^;
山本さんの仰るとおり,きっとオリーブオイルで
サッと焼いたら美味しそうです!!
先生のおやつのご提案も,バターでサッと焼いて
シナモンシュガーが私は好きかもです ^^
| soleil | 2014/08/02 11:09 AM |
soleilさん

そうなんですよ、オリーブオイルの方が
美味しいかなって思うんですが、
先生は胡麻油の香ばしさで
パンを揚げたかったのかなあ、と思ったり。
おやつもシナモンシュガーの和風版を
お作りになりたかったのかもしれないですね^^
| 山本直味 | 2014/08/02 10:40 PM |









http://nawomayo.jugem.jp/trackback/299
PAGE TOP   

『温故知新で食べてみた』が本になりました


主婦の友社より絶賛発売中!
PROFILE
MEDIA
CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
Search this site.
NEW ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
なんとなくかいてみた
「山本真冬」って名前で
由無し事だの
ちょっと不思議な昭和初期の
マンガだのを書いてる
ブログ。
山本直味 Twitter
LINKS
RSS/ATOM
MOBILE
qrcode
SPONSORED LINKS