温故知新で食べてみた

戦前、主に昭和初期の料理本や婦人誌に掲載されたレシピを、
実際に作って食べて昔の日本をプチ体験。
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マカロニ菠薐草(ほうれんそう)

022
監修:村井政善氏
石塚松雲堂 大正十四年発行
        「村井式料理全集 第二巻」より


むふっ、ネーミングのインパクトだけで作ってしまいました。

茹でたマカロニをバターを塗った湯呑み茶碗の内側に貼り付け、
そこに茹でて細かに切ったほうれん草を詰めて蒸したものです。
上からかけてあるのはトマトソース。
なんともモダンなたたずまい。

中がどうなっているかご紹介しようと4分の1切り出してみた。

・・・ら、


・・・くずれちゃった・・・

こんなとってもデリケートなマカロニ菠薐草を・・・

食べてみた。

ん〜、食べ始めは、なかなか美味しいと思ってました。

が、マカロニやトマトソースと混ぜて食べてもほうれん草の存在感が有り過ぎで、
「マカロニ菠薐草」というより「菠薐草のマカロニ添え」を食べてる感じですね。

また、トマトソースをかけてはいますが
ほうれん草に下味がないためか飽きがきます。
油で炒めてからトマトソースと和えるならまだ食べやすいのでしょうが、
どうも水っぽくってイマイチ味に締まりがない感じ。
加えて中身がほうれん草オンリーなので、そういう意味でも味に変化がないんですよね。
よくポパイは缶詰ひとつポーンと空けられるなぁ。

ご自宅で作る場合は他の具材を混ぜ合わせるか、下味をつけた方がよろしいでしょう。

それにしてもこの当時から「マカロニほうれんそう」があったとは。

と、いうことで

★★☆


 
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ひさしぶりです、Zさま

このブログの写真を通して、丁寧にお料理されているZ様の姿を思いうかべました。
| proty | 2006/09/21 3:32 PM |
マカロニっていうのをもう長いこと買ってないなぁ。
これ、マズそう〜。
| tora | 2006/09/21 10:11 PM |
>protyさん

いつもブログに取り上げてもらってありがとうございます。
http://ameblo.jp/proty/
メレンゲマンゴー好評みたいですね^^
胡麻メレンゲのお味はどうでしたか?

これ、マカロニを箸で一個一個茶碗の内側に貼り付けたんです。
丁寧と言うか、こうしないと作れなかったというか。
| nawomayo | 2006/09/22 2:07 PM |
>とらさん

マカロニって買わないですよね。
使い道はグラタンぐらい?
他にも可愛い形のものがあるから
こういうスタンダードな形はあまり買わなくなったかも。

この料理はまぁ、マズイというか、味がないです。
| nawomayo | 2006/09/22 2:13 PM |
マカロニがなんか将棋倒しのように見えるのは俺だけでしょうか?
でもマカロニほうれんそうってネーミング懐かしいですね〜w
↑歳がばれるww
| ★なっと | 2006/09/25 7:33 PM |
>★なっとさん

マカロニほうれん荘、約30年前だそうです。
も〜歳はバレバレですね^^;
きんどーさんはインパクトあったなぁ。

| nawomayo | 2006/09/25 10:34 PM |
山本さま
初めまして。日経で山本さまのブログを知りました。
マカロニ菠薐草ですが、
Timbales of Macaroni(英) timbales de macaroni(仏)
マカロニのタンバル という料理からの創意工夫だと思われます。

Timbales of Macaroniで画像検索してみましたら、
http://chestofbooks.com/food/recipes/Century-Cook-Book/How-To-Mold-And-Cook-Timbales-Part-3.html
のサイトを見つけました。
私が探していた写真は、SPAGHETTI TIMBALESと書いてありますが、
明らかにスパゲッティではなくてマカロニです。

マカロニは、スパゲティぐらい長いものが昔は売られていたようです。
エルボマカロニ(肘のように曲がっているから?)とかカットマカロニと言って今売っているのは、元来長いものだったからだと思われます。

実は、母の嫁入り道具の婦人百科全集みたいな本で(昭和20年代刊行ながら、中身は戦前の感じ)マカロニを渦巻きにしたタンバル料理の挿絵を見たことがあります。

荒田西洋料理 荒田勇作 柴田書店でも、「マカロニ巻き型詰めナポーリ風」で、「型の内側にマカロニをらせん状に張り付け、中身を詰めて抜いた料理である…」と紹介されています。

しかし、中身はソースたっぷりの肉やクネルで、上からソースエスパニョールを掛けるというものであり、茹でて刻んだほうれん草ではないのです。荒田勇作さんは明治28年生まれです。

昭和32年初版の「新版欧風料理の基礎 光生館」にも、「マカロニは5センチ位に折り…」と書いてありました。

http://blogs.yahoo.co.jp/fukuoka_city_life/10997832.html/こちらのサイトよると、ディチェコのZITA、MEZZA ZITAが、ロングマカロニ系みたいです。

でも、星二つ、その内1つ以上がネーミングのお料理なので、わざわざロングマカロニを買ってリベンジしたりしないでくださいね。
| KT | 2013/01/25 10:15 PM |
>KTさま

はじめまして。
日経を読んでくださってありがとうございます。
そしていろいろお教えくださいまして
ありがとうございます!
写真を拝見しましたが、タンバルはこういう形なのですね。

実は婦人倶楽部の昭和六年一月号付録
『簡単な西洋料理 支那料理』で
「型焼マカロニー(マカロニー・タンパール)』という料理が、
同じく婦人倶楽部の昭和七年十二月号付録
『すぐ役立つ日常家庭料理講習』で
「西洋風蒸物ロールマカロニ」という料理が
紹介されております。
両方ともに茹でた長いマカロニを型に巻きつけ、その中に
パン粉などを入れた挽肉を入れて焼く、もしくは蒸すと
いうものです。
担当の先生のお名前がちょっとわからないのですが・・・。

「マカロニ菠薐草」を作ってしばらく後に
このレシピを見つけまして、
いつかこれらを作って「マカロニ菠薐草」と
対比させてみようかな・・・と思ってはおりました。
このマカロニ料理は戦後も紹介されていたのですね。

これからもなにかお気づきのことがありましたら
ぜひぜひコメントしてください。
よろしくお願い致します。
| 山本直味 | 2013/01/27 1:02 AM |









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