温故知新で食べてみた

戦前、主に昭和初期の料理本や婦人誌に掲載されたレシピを、
実際に作って食べて昔の日本をプチ体験。
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サンドウィッチ 三種
動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039


338
監修:植松喜代治
主婦之友 昭和十年四月号 
「サンドウィッチ廿(20)種の作り方」より

右上は「鶏の挽肉」、左上は「カレーと玉子と挽肉」、
そして下は「レヴァー巻揚げサンドウィッチ」です。

「鶏の挽肉」は玉葱、挽肉をバタで炒め、
白ソースを混ぜ、塩、胡椒、味の素で味をつけます。
もしあればセリー酒を入れますが、
うちになかったので入れませんでした。

中身はこんな感じ。



「カレーと玉子と挽肉」。
カレーの方は玉葱、大蒜、カレー粉、
豚か鶏の挽肉(今回は豚を使用)をバタで炒め、
白ソース、塩、胡椒、味の素、セリー酒を加えて作ります。
セリー酒は「鶏の挽肉」同様入れてません。
玉子の方は茹で玉子を刻み、マヨネーズで和えます。

こちらはこんな感じ。



「レヴァー巻揚げサンドウィッチ」は、
バタで炒めた鶏の肝臓(きも)を裏漉しし、
細かく刻んだハム、塩、胡椒、
セリー酒(なくても可)、味の素、
白ソースを混ぜ、パンに塗り、
小楊枝で止めてサラダ油で揚げます。
ここでもまた、セリー酒は入れてません。

こんな感じで。



で、食べてみた。


まずは「鶏の挽肉」。
鶏挽肉のゴロゴロ食感と白ソースの組み合わせが美味しいです。
玉葱のサクサクした食感もいいですね。

この記事では基本的なサンドウィッチの作り方として
バターと辛子を塗るようにと書かれていますが、
種類によっては塗らない場合もあります。
「鶏の挽肉」には特にそういった注意書きがなかったのですが、
果たしてこういうクリーム状の具材に塗ってもいいものなのかどうなのか、
また、味的にぶつからないものかどうなのか、と、一寸塗るのを迷いまして。
けど注意書きがないので、塗ることに。
結果、バターは白ソースにコクを与え、
辛子はピリリとアクセントになり、
美味しいサンドウィッチとなりました。

ここではパンは三枚重ねにしてますが、
実はレシピには三枚重ねるとは書かれておらず。
ですが、出来上がり図では三枚使われていたので、それにならうことに。
結果、こちらも三枚重ねで正解。
鶏の食感と白ソースの味の主張が強いので、
二枚だとパンが負けちゃう感じ。
なので、三枚あることでバランスが取れるように思います。


次に「カレーと玉子と挽肉」。
こちらも美味しいですね。
白ソースを加えることでカレーの味がマイルドになり、
そこに玉子の食感やマヨネーズの甘味、酸味が加わることで
一層いろいろな味が楽しめるサンドウィッチとなってます。

こちらもバターと辛子は塗った方がいいですね。
バターを用いることで白ソースはもとより
カレーのコクがより出るし、
カレーもピリリとはしていますが、
それとはまた違う辛子の辛さが風味のアクセントとなります。

また、挽肉は鶏挽肉でもいいと書いてありましたが、
このサンドウィッチでは、より味の強い豚挽肉を使った方が
コクが出て美味しいんじゃないかな。
あっさりといただきたい方は鶏挽肉でお作りいただくといいかも。


そして「レヴァー巻揚げ」。
こちらも美味しいですね。
なんといっても揚げたパンの香ばしさが、
白ソースと和えたレバーと合っています。

レバーは焼かないパンに挟むと少々主張が強くなりそうですが、
パンを揚げることによって力強さが加わり、
バランスが取れるように思います。
ちなみにレシピではパンに直接レバーを塗るという表現になっていたので、
バターや辛子は塗りませんでした。

ハムは薄く切るのですが、ちょっと存在感も薄くなっています。
すこーし厚目に切って、もうすこーし食感を出してもいいかも。

セリー酒は入れてませんが、
香ばしいので、そんなに生臭さも気にならないです。
今回のサンドウィッチ三種はそれぞれセリー酒を入れるようにと
書かれていますが、前述のようにうちになかったので
入れずに作りました。
「鶏の挽肉」と「カレーと玉子と挽肉」は
セリー酒がなくてもさほど物足りなさは感じなかったのですが、
この「レヴァー巻揚げ」はセリー酒を入れたほうが
ぐんと風味がよくなって、より美味しくなるんじゃないかな。


と、いうことで


三種全て
★★★





 
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素敵ですね!パーティーに最適のサンドウィッチですね。
レバーは私の料理本にもよく使われているのですが
まだ挑戦した事がありません。
でもいわゆるパテとして美味しそうですね。
私も近いうちにチャレンジしてみます。
| 漣 | 2015/12/19 6:25 PM |
漣さん

はい、ほんとにパーティに
ぴったりのサンドウイッチだと思います。

レバー料理は割と昭和初期の料理本に出てきますよね。
レバーの下処理がちょっと手間かもしれませんが、
ぜひ挑戦なさってください!
余ったレバーはパテとしていただきました^^
| 山本直味 | 2015/12/20 6:31 PM |









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