温故知新で食べてみた

戦前、主に昭和初期の料理本や婦人誌に掲載されたレシピを、
実際に作って食べて昔の日本をプチ体験。
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蛤形(はまぐりがた)ホット・ケーキ
動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039


350
監修:森本三和子
主婦之友 昭和十一年二月号 「美味しいお八つの作り方」より

これはホット・ケーキに餡を挟んで
蛤の形に見立てたお菓子です。

ホット・ケーキは
1.メリケン粉とベーキング・パウダーと塩を
合わせてふるう。
2.玉子を黄身と白身に分け、白身は泡立て、
黄身は砂糖、バタ、牛乳を入れて練る。
3.2に粉類を入れて軽く混ぜ、白身も加えて
泡立て器で混ぜ、フライ鍋にバタをとかして焼く。
・・・という手順で作ります。

焼いたホット・ケーキにこんな感じで餡を置いて、
4つにたたみます。


貝の模様は「火箸を焼いて」つけますが、
ここでは千枚通しを焼いてつけてみました。


で、食べてみた。


ケーキ生地がモッチモチで美味しいです。
バター風味が生地とも餡とも合っていますね。
なんともやさしく、飽きのこない味だと思います。

ただ、そのモッチモチの存在感の強さの陰に
餡の味がちょっとだけ隠れてしまいました。
餡の甘さを少々抑え目にしたというのも
あるのでしょうけど、
モッチモチ生地はもっと薄く焼いた方が
味のバランスがよかったかな。
レシピにも「これは、材料を薄くのばすといふのが、こつ」とありましたし、
みなさまがお作りになる時は
ぜひ生地をうすーくうすーく焼いてくださいませ。

また、このままでも十分美味しいのですが、
生クリームを添えてコクをプラスすると
より美味しいかも。

先生は
「この頃のやうに寒いときは、お八つにも、
溫(あたた)かいものを拵へてやりたいと思いますが、
手のかかるものはやつてをられません。
次のやうなものでしたら簡單なので。
子供も喜んで手傳(つた)つてくれます。」
「少し大きいお子さんなら、妹さんや弟さんに作つてあげられます。」
とおっしゃっています。
みなさんもぜひ昭和十一年の、
小さなお子さんたちのいる家庭を想像しつつ、
このホット・ケーキ作りにチャレンジしてみてくださいませ。

ちなみに。
このレシピの副題に「お火鉢の傍で出來るやうな簡單なものばかり」と
ありました。
なので、買の模様作りに火箸を使ったのかな。


と、いうことで


★★☆
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