温故知新で食べてみた

戦前、主に昭和初期の料理本や婦人誌に掲載されたレシピを、
実際に作って食べて昔の日本をプチ体験。
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砂糖菓子 三種
動画「温故知新で食べてみた ♯1がんもどきのカレー煮」
好評公開中!
http://www.youtube.com/watch?v=egN8cdnu75k
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7988039


348
監修:斉藤つたの
主婦之友 昭和九年八月号附録 『おやつ向きの和洋菓子の作り方』より

これらは粉砂糖(パウダーシユガー)を使ったお菓子です。
黄色は「フォンダント」、
白色は「シュガーミント」、
桃色は「シュガーミント」を色付けしたもの、
そして一番下が「チョコレート・ペパーミント」。

まずは「フォンダント」。
これは粉砂糖、卵黄、レモンエッセンス、バタを煉って
形を整えて乾かした、
「玉子の入つた有平糖(あるへいたう)」です。

次に「シュガーミント」。
これは温めた牛乳に粉砂糖、バタ、薄荷油を入れて、
フォンダントと同じく形を整えて乾かしたもの。
これに好みで色をつけてもいいとあったので、
食紅で桃色のものも作ってみました。

そして「チョコレート・ペパーミント」。
これはシュガーミントに
チョコレートをコーティングしたもの。
「砂糖の入(はひ)らぬ」板チョコレートを溶かして
コーティングします。


で、食べてみた。


まずは「フォンダント」。
美味しいですね。
なんとも軟らかな甘さのお菓子です。
玉子の黄身が味をまろかやにしていて、
バターがコクを出しています。
レモンの爽やかさを感じられるのもいいですね。
口どけがよく、滑らかな食感も上品な、
おしゃれなお菓子となっています。

次に「シュガーミント」。
爽やかな薄荷の香りがすうっと広がり、
口どけもよく、美味しいです。
こちらは牛乳がコクを出していますね。
ほのかに感じるバターが味に奥行を出しています。

実は私は薄荷がちょっと苦手なのですが、
これは美味しくいただけました。
牛乳やバターを混ぜることで
薄荷の味が丸くなっているからかしら。

ちなみに食紅で桃色にしたシュガーミントも
白のシュガーミントと同じ味ですが、
口に運ぶと、なんとなく華やいだ気分になります。
桃色マジック。

そして「チョコレート・ペパーミント」。
こちらもビターチョコがミントにぴったり。
美味しいです。
チョコレートがかかるだけで
ちょっと贅沢な味わいとなりますね。
「フォンダント」も「シュガーミント」も
当時としてはお洒落なお菓子だったと思いますが、
この「チョコレート・ペパーミント」は
さらにモダンな大人のお菓子に映ったんじゃないかな。


と、いうことで


フォンダント・・・★★★
シュガーミント・・・★★★
チョコレート・ペパーミント・・・★★★
 
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